至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

平日でもにぎわっていました。

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

展覧会の顔、この少女もいいけど、私はコローの「読書する少女」が好みでした。

その絵の少女は赤い上着を羽織っています。先日からレッドが目に付く私だから気になったのかもしれません。

赤いチョッキの少年や

モネの、赤いヒナゲシ畑なども印象に残っています。

もうひとつ、心がざわっとするカラーがありました。

ゴッホのイエロー。

目に痛いほどの鮮烈な黄色が、反対色の紫とともに描かれています。コントラストの強さもあるし、絵具の厚みにも圧を感じます。何とはいえないけど不安になる感じ…

イエローは明るさ、楽しさも表しますが、恐れや心配の色でもあります。それは表と裏、イエローの両面が自然に思い出されるようでした。

撮影OKのモネの水連は人だかり。

モネ水連

この大きな絵の前にいると、光の揺らめきの中に自分もいるような気になります。

風景画だと、個人的にはピサロやシスレーがいいなと思いましたねぇ。白や淡いブルーのやさしい画面、ずっと見ていたかったなぁいくらい

コメント