光と闇、コントラストが強い絵はカラヴァッジョの生き様のよう。
17世紀はじめ頃の絵ですから、近代の絵画と違って、キリスト教を題材にしたものが多かったのですが、キリスト教も善と悪、光と闇をわけますもんね。
どの絵も、一角から強いスポットライトを当てたよう。光が強まれば影も濃くなり、どっちも際立ちますね。
パーソナルカラーでいえば「ウインター」っぽい、ぱっと見たときの印象の強さが強烈。
あと、描かれてる人たちの「眼差し」も心に響きます。名古屋会場の目玉「ゴリアテの首をもつダヴィデ」のダヴィデなんて、とても含みある感じで。
カラヴァッジョ展―名古屋会場は12/15まで
カラーセラピーは光のセラピーといいますが、影になってる部分にも光を当てていくもの。無意識に繰り返しているパターンを明るみに出す、気付きがあります。
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