愛知県美術館でみてきました。
ウクライナカラー?ポスターはブルーとイエローが目を引きますけど、描かれてるのはここにあるようにブラックとレッドが多いかな。
撮影可能な作品が少々、こちらも赤がアクセント。
スペイン内戦など不安な時代を生き抜いた人、戦い、生命力、プリミティブなパワー、レッドの象徴を思います。
アイテムとしては「目」が印象的です。
全体にダークなカラーのなかに、ちらっと光る目、目、目。
こういういかにもミロって絵のほか、初期のセザンヌ風風景画や、細密描写っぽい静物画も意外でおもしろかったです。
カラー人なのに不思議ですが、いちばん心を奪われたのは、色がないモノクロの三部作の大きな絵。
特に一つ目の作品、真っ黒な太陽?が白い海?に涙を流してるようなのは、私には圧倒的な寂しさが感じられて、涙がでそうでした。
ダリやピカソ同様スペインの巨匠ですが、個人的にはミロの絵は特に好きではなかったのですが、こうして単体の展覧会になってると今まで見過ごしてたものが見えました。
コロナ禍もあるのか、展示作品は国内の美術館に所蔵のものが多いですが、小粒でもキラリと光るものもあります。
ミロ展、愛知県では7/3まで
ゆるり |
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