アートとカラーの旅・札幌〜小樽2

今回は小樽にも足を伸ばしました。ちょうど八重桜が満開。

小樽芸術村、似鳥美術館をみてきました。

似鳥美術館 旧北海道拓殖銀行小樽支店 | 小樽芸術村

入ってすぐの1階、ルイス・C・ティファニーのステンドグラスギャラリーが圧巻。

キリスト教のさまざまなシーンが表現されています。ずっとたたずんでいたいような空間。

その昔、神の栄光を表現するためにこうしたステンドグラスが作られたと聞きますが、こんなふうに教会内が色と光に満たされてたら、きっと布教に大きく役立ったでしょう。

一般人は文字が読めなかった時代ですから、絵で教えを表現したのもあります。そこで意味を込めてカラーが使われた(聖母マリアにはブルーなど)のが、現代のカラーセラピーにも受け継がれてるのですが、こう実物を見るとなるほどなぁと思いますね。

似鳥美術館は、日本美術のコレクションもよかったです。昨年、美術検定を受けたおかげで、画家さんの名前や年代もわかるようになってたから、大変楽しめました。

北一ガラスのレストランも幻想的でしたよ。

北一ホール

写真は実際よりも明るく撮れましたが、現場は夜のようにほの暗く、映画で見る昔のヨーロッパのホールみたいです。そしてうっすらとオイルの匂い。これ、石油ランプなんですって。

で、もうひとつの旅の目的は札幌のこちら。

ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展 | UHB:北海道文化放送
2022年4月22日(金)-6月26日(日)北海道立近代美術館

メインビジュアルになってる、フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》以外にも、たくさんの絵が来ています。

オランダ、北方の伝統芸というのか、細密描写に見とれました。

それにしても、400年も前の絵を、実物で見られるなんてね。当時のファッション、風習も興味深いです。なぜか歯医者の絵が多かったり。

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