見方・見え方

友人が言うには、
「昔っから、切り替えが早いよね。ぐじぐじ悩むことないでしょ」

それは私のこと?
と問い返したいくらい、自分では悩むほうだと思っているけど。

人から見た自分というのはわからないものです。

以前、「心理テストをやってもらう」という宿題をしたんですよ。
エゴグラムという、質問に答えるタイプのもの。

通常は、自分自身で回答してくんだけど、
宿題では、「私について、どう思うか」を、他の人に答えてもらう、
他の人から見た私を知る、ということをしました。

8人の方に、ご協力いただきまして、
その結果には、かなりびっくり!

自分で答えたものとは全然違うのはもちろん、
8人の答えが、みーんな違うんだもの。

いったい、私は、いくつ顔を持ってるんだろう???
最初は戸惑ったんですよね。

冷静に考えてみれば、
テストをお願いした人たちは、お付き合いの長さも深さもバラバラ、
話題にすることも、その人との関係での役割も違うんだから、
私の中の、ある面しか見せてないことって、当然あるなぁと思って。

逆にいえば、私だって、他の人のこと、ある面からしか見えてないのでしょう。
どんなに親しい関係の人でも。

他の人のことも、自分のことも、
「こういう性格だから」とかって、思い込むと不自由になるね。

誰しも流動的だから。
その場、そのとき、相手によって変わるから。

カラーセラピーでも、選ぶ色は変わっていくし。
見えてるものの向こう側に、もっともっとたくさんのことが広がってる、
ということは、いつも思っていたいです。