のぼうの城

戦国の世、関東の地に「豊臣軍にケンカを売った、でくのぼうがいた」。

ストーリーは公式ページ でご覧いただくとして、

カラーの面からいうと、なんて色が乏しい時代なの~て印象でした。

庶民は、着物も家も持ち物も、みんな土色のグラデーション、

お侍さんも黒ベースの甲冑に身を包み、

色といえる色は、お城の姫様のお召し物くらい。

そんな、ぐっと色が抑えられた中で際立つのが、それぞれの武将の軍旗です。

色によって、誰の軍勢か一目瞭然、

野を埋め尽くすカラーが、圧倒的な兵力を見せつける・・・。

さて、映画を観終わってからこのパンフレットを見ると、

オレンジ×水色の色使いが物語を象徴しているな~と。

そんな映画です(どんな映画?)