かいじゅうたちのいるところ

WHERE THE WILD THINGS ARE
かいじゅうたちのいるところ 」観てきました。

20世紀最高の絵本と言われるベストセラーの映画化。
未読ですが、映画を見たら読んでみたくなった~。

まず、かいじゅう達が ファンシーかつシュール。
プラス、主人公のマックス君の着ぐるみ姿が so cuteです。

でも、可愛いだけのファンタジーじゃなくて、
夕方っぽいような、朝焼けのような、独特の映像美に、
切なさが刺激されるというか。

破壊と創造。

純粋さと残酷さ。

荒っぽさ と 繊細さ。

何かを守ること と 自由にいること。

相反するものが入り乱れる世界に生きて、
寂しさを知るから、輝く瞬間があるのかな、なんて。

観た後、大事な人をぎゅーっとしたくなるような映画でした。

これから観る方へ
「原作は絵本」「吹き替えは加藤清史郎くん」でも、
映画は、あまりにちっちゃなお子ちゃま向けではないと思います。

主人公の設定は8歳で、
その頃の自分を懐かしめるくらいの年齢になってからがお勧めかも。
大きなお世話ですが。