光や色を使っての療法、さまざまなケースが紹介されてます。
日本でのカラーセラピーは、「気持ちの面」が重視されてる感ありですが、
歴史をみれば、カラーセラピーはそもそも治療行為で
光と色で、不調を治してた。
というと、「そんなん、おまじないでしょ?」と思われるのが一般的でしょうか。
シャーマンの方法なんて、現代の正統西洋医学とは違う、エソテリックなもの。
が、意外な事に、
科学が進むにつれ、シャーマニズム的な光治療の「効果」が明らかになってきてるんですねぇ。
これは光や色に限らず、シャーマンの使った他の方法でもそうで、
アフリカに今でも残る呪術医(ハーバルドクター)のところに、製薬会社の人たちが、薬草の知識を聞きに行くそうです。
古代のやり方は、「案外、理にかなってるものもある」と分かりつつあるってところでしょうか。
この本で紹介されている「眼は心の窓」「虹の食事」「SAD治療」などなど、
エコール・ド・メチエ系のカラーセラピー資格をお持ちの方なら、「カラーセラピー総論」で勉強したはず。
ホリスティックなヒーリングとして、とっても大事なところですよね。
(このあたりのことを知らずして、カラーセラピストとは言えない・・・)
そして、カラーでのヒーリングの話は、
資格取得講座でも、一般の方への講演でも、皆さんからの反応が大きいなと感じてます。
これからはもっとニーズが増える予感。
また、ライトセラピー・クロモテラピーのお勉強をされた方には、復習にお薦め!
光療法の歴史のあたりでご紹介する人が行った方法が、具体的に出てますよ。
ディンシャー・ガーダリーのスペクトロクロモでは、こういうカラーを勧めていたのか!とか、私には面白かったです。