ひとり百人一首ブーム

ちょっときっかけがあって、百人一首を引っ張り出してきました。音読すると、言葉の響きが気持ちいいです。散った紅葉で真っ赤に染まった川とか、四季折々のカラフルな情景が思い浮かんだり。

百人一首

あと、すっかり忘れていたけど、相当激しい恋の歌がありますね。「特にねー、38番から46番までがキテるよ」と聞いて、眺めてみれば、ほんとに!

とりわけ38番の「ふられたことはいいの。たださぁ、『絶対忘れない』と神に誓ったのに、約束を破ったあなたに神罰が下るんじゃないかって、心配で」なんて、嫌味にもほどがあるでしょーと言いたい。

「西野カナの歌に通じるものがない?」て話になって、はは、「会いたくてふるえる」なんて、まだまだ甘いと思うほどに重たい百人一首の世界でありました。

それにしてもねぇ、何百年経っても、恋する人が思い煩うのは変わらないんですね。

返事がない
会えない日が続いてる
いつまで待てばいいの?
なんて、今でも悩む人が多いでしょう。

通信機器が発達した今でも変わらない、というべきか、メールやLINEやなんやがあるからこそ悩むのか。

漫画もありました。

御簾をばっとあげて後ろから抱きしめるとか、女の子がきゃーって言いそうなシチュエーションてんこもりです。おもしろ。百人一首。