なぜ?を問う

先月はもうひとつ、カルチャーセンターで受講してきました。

作家町田康さんの創作論。

「なんで生きてるの?」この究極の問いに答えようとするのが文学だと。

なぜ?を問うのは人間特有なんですよね。

動物には自我も所有もない、「私が」とか「私のモノ」って感覚がない。「私」がなければ生きる意味を問う必要がないですよね。

でも人間には「意味」がいります。ないと耐えられない。言葉で納得できる物語がいるのだと。

それって宗教やスピリチュアルが担ってきたことでもあります。「あなたの成長のために試練がやってきた」「今は苦しくても学べば天国に行ける」など、意味付けをしてくれるから、なぐさめになる。

そういう教えを信じるのもひとつ。そうじゃなく、既存の教えを疑いながら、自分で考えながら探っていくのもひとつ。

自分で考えたい人にはカラーもいいんじゃないかな。なぜこの色を選んだの?この色にどんな意味が?自分に問うていく。セラピストが考えるのをサポートします(さいご宣伝)

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