残暑お見舞い申し上げます

今日は、車の外気温表示が「44度」になってました!
ついに名古屋も熱帯地方の仲間入りでは?
なんかこう、まとわりつくような蒸し暑さは、
南の島とかジャングルを思わせます。

こんな日に、ネクタイして上着来て、外回りなんて、
苦行ですね・・・ご愁傷さまでございます・・・
もう、半端なクールビズなんかでは甘いっ!
沖縄に、かりゆしウエアががあるように、
「失礼じゃない」軽装を作ってはどうかと思います。

さて、寝苦しい夜には、こんな本はいかがでしょう?

太宰治の短編を集めた本です。
編者が、my favorite森見登美彦さんだから、手に取りました。
森見さんらしさがあふれ出る、
ヘンテコで、くすっと笑える短編ばかり。

太宰で笑える?
と思ったあなたにお勧めしたい

私のイメージにあった太宰さんは、
「生まれてきてすみません」でした。
陰鬱で、重苦しくて、読むと気分が落ち込みそうで避けてました。

が、意外や意外、
自意識のみっともなさを笑いに変えられる人だったんですね。
日常の中の、ちょっとした可笑しさ。好みな感じです。

陰鬱どころか、軽快でテンポいい文章は小気味よく、
気に入った短編は、ときどき読み返したくなります。