この夏から、出かけた展覧会の物販コーナーに、この方の本を見かけることが多く、いくつか読んでみました。
絵解きの楽しみ。
背景の物語を知るって、好奇心がそそられます。
世界史、神話、宗教など、異文化に興味があればなおのこと。
「怖い絵」というテーマでもあるからか、レッドが印象的な使われ方をしてる。
こちらは「絵解き」というより、絵をきっかけにギリシャ神話を紹介してる、お話主体のイメージでした。
同じ神話をテーマにしていても、画家によって、全然違う描かれ方になってるので、見比べる面白さがあります。
個人的にはモローが好きだなぁ。
ギュスターヴ・モロー「オルフェウス」
また、時を超えて残っている絵画=偉大な芸術って感覚で絵を見てましたが、昔々、描かれた当時は、また違う楽しみ方だったという話も興味深いところでした。