偶然のチカラ

なんとなく手に取った本、著者名を見て「あ!」と。数回授業を受けただけですが、かなりインパクトのある先生だったので、思い出しました。これも「偶然のチカラ」かなぁ。

とはいえ、「偶然」てあるのかな?

スピリチュアルな方面では「すべては必然だ」と言いますねぇ。
因果の法則、カルマの法則とか。

となると、これから起きることはもう決まっているの?
とか、疑問も生まれてくるんですけど、

原因→結果の流れは、「良いことしたから良いことが起きる」という一直線で単純明快なものばかりではなくって、もっと複雑に絡み合ってて、どうしようもないこともあるんだな、っていうことが、さまざまなエピソードとともに書かれています。

古代ギリシャの物語、キリスト教と仏教、確立と賭けなどなど、それぞれ掘り下げたら深い話が、ちょっとずつ紹介されてるので、ここからまた、興味を持ったほうに進みたくなる本でした。