江戸時代、一生に一度の夢とも言われたお伊勢参り、
讃岐の金毘羅大権現へのお参りもまた、
人生の一大イベントだったそうです。
清水の次郎長の命を受けた森の石松も、
刀を奉納に旅した話、前に読んだことがあって。
春真っ盛り、何か初めてのことをしたくなり、
人生初!四国に旅立ちました。
桜のトンネルがお出迎えしてくれましたよ~。
いい時期に来られた幸せをかみしめながら、
階段を上る、上る、上ること785段・・・
数字で書くと、どうってことなさそうですが、、、
こう配がきつくて、山登りみたいなんですよ。
参道すぐは、お土産屋さんを冷やかす余裕もあったんだけど、
だんだん、息が切れてきて・・・
でも、上るにつれて、空気が澄んできます。
一段、一段、俗世間から離れていくように、
涼しさと清らかさ、木々の香りを感じながら、
開けた場所で下を見ると、見事な眺め、讃岐富士。
のぼってよかった。感無量でご本宮に参拝です。
光り降り注ぐ御宮、人がいっぱいいるにもかかわらず、
心は「しん」と静まり、透き通る気持ち。
金刀比羅宮から歩いてすぐの、琴平温泉に泊まりました。
宿の前は川が流れ、水音に癒されます。
そして、露天風呂からの眺めは竹林。
緑の入浴。グリーンパワー充電。
この旅の話、続きます・・・