足病医であり、医学ライターの方が書いた本です。
カラーセラピーのキーワード、
「ホリスティック医療」「オルタネイティブ(代替医療)」
の臨床例が、いろいろ載ってます。
日本でのカラーセラピーは、「自分を知る」等、
心の部分に、ウエイトが置かれてる感がありますが、、、
先史時代から、色は病気の治療に使われてきた歴史があり、
科学の発達によって、色彩が体に与える効果も、より分かってきています。
色彩療法は、西洋医学の「補助的」にも、病気の「予防」にも使えて、
日本でも、もっと広まってほしいところですが、
この本のタイトルにもあるように、
色は、古代から、神秘的なものとして扱われてきて、
科学だけでは計れないところが、受け入れられない方もあるでしょうね。
セラピスト養成講座でも、学びますね。
アメリカでは、かつて、ある種のカラーセラピーは「にせ医者」だとされ、
今でも、州によって禁じられているところがあります。
(この本にも、そういうようなこと、載ってました)
フェイバー・ビレンさん、Dr.リュッシャー、エドゥイン・バビットさんとか、
テキストでもおなじみの方々も登場してました。
ちょっと硬めの文章で、読みにくさもありながらも、
セラピスト講座でのカラーセラピー総論を、別の角度から見る感じは、まずまず。