環境、私たちができること

うちの電気、事務所部分はすべて、
国産の太陽光発電でまかなっています。
といって、自前のソーラーシステムを設置してるわけじゃなくて、
(高いですもんねー!)
他の方が作った電気を買っているのですよ。

「じゃあ、どこかから、電線を引いてるの?」というと、それも違って、
普通に電力会社の電気を使い、電気料金も払ってますが、
それに上乗せして、
事務所部分のパソコンとかのワット数×使用時間を計算し、
相当する電気量分の金額を「グリーン電力証書」として購入したんです。

証書の購入費用は、自然エネルギーの発電所に支払われるので、
証書を購入することで、自然エネルギーの普及・促進に貢献することができる、と。
CO2の削減に、少しでも貢献できるならと思って・・・
太陽光発電ネットーワークということろにお願いしています。
(説明が難しいので、ご興味がある方は、HPをご覧になってみてください)

この仕組みは、ポイント的にも使えて、
たとえば、クリスマスのイルミネーションの分だけでもOK。
電飾は楽しいけれど、電気の無駄遣いでもあるから、
せめて太陽光など自然エネルギーで作られた電気にしよう!
と、その分だけの証書を買うこともできるんだそうですよ。

地球はこれからどうなってしまうんだろう、
人間がこのままでいいとは思えないですよね。

だからといって、便利な生活を一切やめて、仙人暮らしもできない。
いったいどうすればいいの?・・・わからないから、何もできなかったり、
一人だけ頑張っても、何の効果もないんじゃないかと思えてしまったり、
なかなか難しいですね。

昨夜は、お誘いをいただいて、環境等についての講演を聴いてきました。
そこで思ったのは、地球人として、みんな当事者なんだから、
やはり行動していかないと!ということ。

そして、「100匹目の猿」現象の話を思い出しました。
ご存知の方も多いと思いますが、
宮崎県の幸島で、一匹の猿が芋を洗って食べることを覚えました。
最初は一匹だけだったのが、やがて島中の猿が洗うようになり、
あるとき、遠く離れた、高崎山の猿が芋を洗い始めた・・・
誰も教えてないのに、なぜか伝わっていた、という話です。

同じような事柄の起きる件数が、ある臨界点を超えると、
まったく関係ない他の地域にも、同様の現象が及んでいく、と。
同じような考え・行動の人がどんどん増えれば、
その先は、世界中に広がっていく可能性があるわけです!

自分だけでは変わらないかも、と思ってる人たちがみんな、
少しずつでもエコ活動を始めたとしたら、
一気に、加速度的に広がっていくんじゃないかと思うんですよね。

今夜はえらく長文になりました・・・