傾聴、そして

ある所で相談を受けるボランティアをしています。これは、カラーセラピーとはまったく関係なく、運営団体の方針に沿ってお話を聴くことが主です。

混乱、悲しみ、怒り、様々な感情が吐き出される場です。ご自分の怒りの言葉に、さらに興奮されて、激しい言葉がエスカレートしていく場合もあります。聴き手としては、正直、とても消耗します。家に帰った途端、倒れこんでしまうときも…。

「終わりよければ全てよし」と言いますが、うまくいくことばかりではありません。そういかなかったときは、無力感にさいなまれ…。それでも続けているのは、何故なんだろう。

涙涙で一通りお話された方が「聴いてもらって、すっきりしました」と言ってくれるとき。また、からまっていた糸が解けるように、話しながらご自分で考えを整理なさっていく様子が伝わってくるとき。何かしらの役に立てたのかもしれないなぁと思うのです。

さらに言えば、感情のデトックスができたら、望む未来を描いてほしいのです。どんなに困った状況の中でも、希望の光につながることは必ずあります。お話を聴きながら、希望の部分に焦点を移していくガイドでありたい、と思っています。まだ辞められない・・