少子化対策に、一夫多妻制

と書いてる人がいて、それも一案だと思った。

少子化問題が語られるとき、すぐ出てくるのは、
「仕事と家庭の両立ができるように云々」って話だけど、
違うよなーと思うんだ。

両方やれるほど、タフな人ばっかりじゃない、と思いませんか??
しっかり働くとなると、自分のことだけでも大忙しなのに、
「子どもの話をきちんと聴いて、9時には寝かせる」等々、
育児本に載ってるようなことまでできるのか?って疑問。

そもそも、お金も時間も、自分のためだけに使える生活に慣れてしまったら、
その自由を失いたくないよなーと思うよ。
ちびっ子がいたらば、会社帰りに、エステ行ったり、習い事したり、
飲みにいったり、できなくなる。
髪も洋服も爪も、自分のケアなど後回しになるし。
そりゃ、家族を持たずに一人で働いてるほうがいい、という人も増えるわさ。

逆に、「お母さんであることがアイデンティティ」な人もいる。
おいしいお料理、手縫いの洋服・小物、家も綺麗に片付けて、
大切な人が喜んでくれるのが、一番うれしいと思える人。
夜の街で遊ぶより、子どもと遊ぶのがすきで、
子どものお稽古も自分が楽しんでたりして。

だから、一夫多妻にして、分業という案。
仕事していたい人は仕事に専念してればいい、
家に「お母さん」的な人がいてくれたら、子どもの世話も頼めるし。
家にいたい人は、働きに行かずに、
子どもとの時間に全力を向けられる。

って、やっぱり机上論よね。