目に見えないものを表す

ずいぶんブログを書いてませんでしたね。もう5月も終わり。はやっ

5月は趣味の勉強で、いくつか講座を受けました。

ひとつは山田五郎さんの西洋絵画入門―近代編パート3.

二年くらい前からぽつぽつある連続講座で、今回は19世紀末から20世紀にかけての象徴主義でした。

名古屋では今モネ展やってて絶賛印象派ムードですが、「目に見えるもの」を描く印象派、「見えないもの」「自分の中にあるもの」を描く象徴主義。同時代にまったく別のアプローチをする人たちがいたのがおもしろかったです。

印象派が人気があるのはわかりやすいですね。光輝く色彩と優美さがありますもの。に対して、象徴主義はトーンが暗い。主題もよくわからない神秘的な感じ。

印象派が得意とした自然の輝きと、象徴主義が描いた内面、妄想の陰気さ。カラーセラピストとしては、どちらも気になります。

象徴主義=何かに象徴させて内面を表すこと。カラーセラピーにも似たところがありますね。選ぶ色に内面が現れる、選んだ色がその人を象徴する。

色は好き嫌いでも選ばれるし、本人にもなんでかわからないけどそのとき妙に惹かれる色もあります。自分でもはっきりしないところをご一緒に考えてくのがセラピストですよ。

 

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