新緑

目に青葉 山ほととぎす 初がつを
山まで行かなくても、街路樹さえ、まぶしい緑です。
ツツジのピンクも映えますね。
3~4月の若葉とは違って、葉っぱもしっかりしてきて。
これから、だんだんと緑が濃くなっていく。
薄くても濃くても緑は緑、
変化や成長を象徴するのは同じなんだけれども、
4月の緑と5月の緑じゃ、成長の仕方が違いますね。
sprig greenが 始まりのエネルギー ならば
greenは 落ち着きを感じさせる色。
「発芽」 から 「伸ばす」に。
「勢いのあるスタート」 から 「安定成長」へ。
ぐんぐんと枝葉が広がっていけるのは、
目に見えないところで、根っこがしっかり水を吸っているから。
根ざす場所があってこそ、伸びていけるんですね。
人間で考えれば、自分の居場所、安心できる場所があることって、
成長のために、きっと必要なこと。
4月に新生活を始めた人たちも、環境に慣れてきて、
そろそろ「脱:新人」でしょうか。
訳もわからず突っ走る時期が過ぎ、5月は、着実に積み重ねていくときかと。
それにしても、視界のこんなに多くの面積を占めても気にならないのは、
グリーンだから、ですねぇ。
この緑が、もしバイオレットに変わったら?オレンジだったら?
とても耐えられそうにない・・・