こういう本で紹介され、遠くからも足を運ぶ人がいる、椿さん。
割と近いのに一度も行ったことがなくて、これを機会にと、行ってきました。
鈴鹿の茶畑を抜け、山に向かって車を走らせてると、
日本昔話の古里みたいで、とても遠くまで来たような気になります。
ちょうど紅葉もきれいで。
さて、最初の鳥居をくぐると、杉の大木が立ち並んでます。
空に届きそうな高い木が続き、曇り空も隠れるほど。
香り立つ木のにおいに、自然と深呼吸がしたくなります。
なんとなく、お伊勢さんの境内も思い起こすんですが、
大きな違いは、椿大神社の参道は、本殿まで、まーっすぐ一直線なこと。
どーんと抜ける直線的な感じ、気持ちいいです。
こちらの主神、猿田彦大神は「みちびきの神」さま。
「目指すほうへ、まっすぐ進みなさい」てことでしょうか?
パワースポットは、本宮に向かって左手のあたりだそうです。
私にはよくわからないので、敷地内ぜんぶ、空気がおいしく気持ちいいです。
こちらは、椿の形に折られた恋みくじ
開くと・・・大吉!(え!?)
中には、合う相手の条件みたいなのが書いてあり、
こーんなかわいいチャームも、一個ずつ入ってます。
縁結びのお守りになるとか。
こちらは、すぐお隣の椿岸神社。
天の岩戸に隠れてしまった天照大神に出てきてもらうために躍ったという、
天之鈿女命が祀られています。猿田彦大神の奥さま。
縁結び、夫婦円満のほか、芸道向上に霊験あらたかということで、
踊りの方々、噺家さん、大御所の演歌歌手など、
私でもわかるお名前が書かれた板がありました。
この神社のお隣にある滝を携帯で撮って待ち受けにすると、
運が良くなるそうで、皆さん、撮ってましたね~。
私も、ご多分にもれず、早速待ち受け設定しましたわ。
左は、芸道のお守り。女性的な色遣いです。
商売繁盛のお守りは、やはり黄金色でした~
素直で正直な心を持って精励すれば恵まれる、と書かれておりますです。
清浄な空気に触れて、鬱々とした気分も一掃です。
クリアに冴えた気持ちで、2009年を締めくくりたいです。