世界の子どもの絵

展覧会に行ってきました。名古屋市&姉妹都市の子どもたちの絵と書。市内の小中学校から、絵だけでも2500点。

素晴らしくて、見入りました。子どもの感性。躍動感があって、カラフルで、生きてるっていいなぁ楽しいなぁと、喜びが伝わってくるような。(中学生になると、シリアスだったり、暗部を見つめるようなものもあり)

外国の子どもたちの描いたものは、お国柄を感じました。ロサンゼルスの子どもが使う色は、淡い紫やローズ、ターコイズなど、外国製の絵本のようです。あまりに綺麗で、家に飾りたくなるくらい。日本人の子が好む原色は、あまり使わないのだなぁ。

トリノは、やはりハイセンスなイタリアン!絵のタッチも大人びてます。色を混ぜ、重ね、組み合わせ、あいまいな色も上手に使ってる。創作の過程に、たっぷり時間がかけられてるんだと想像できる。日本でもそうしてほしいよ。

メキシコだと中南米的な色使いかと思いきや、意外とピンクが多かったり、シドニーではゴールドが人気だったり。南京市の子の絵は、同じアジアでもあり、日本と似たものを感じた。はっきりした色でくっきり。

それぞれの土地の文化があるんだなぁと実感するね。それは、教育を通じて、大人から子どもに伝えられていくわけで、教育ってやっぱり国家百年の計。次代にバトンを渡す私たち大人は、素敵な生き様を見せていきたいものですわね。