色彩がわかれば絵画がわかる

色。絵。どちらも大好き。
タイトルにひかれて
手に取りました。

色のしくみが、
くわしく解説されています。

三原色、四原色。
基本となる色を、
混ぜてできる無数の色。
その反対の補色。

カラーセラピーの授業で
お話していることも出てきます。

飛び出て見える色、
引っ込んで見える色。

温かみのある色、
冷たい色。

そんな組み合わせで
描かれている絵。

たとえばゴッホの絵を
白黒にしてみたら、
途端にのっぺりとして
奥行きも広がりも感じられなくなる。

この世界に色がなかったら
どんなに味気ないことでしょうね。

ゲーテ色相環

ゲーテの色相環も出てきます。

科学の目でみるニュートンにたいして
詩人ゲーテにとっての色は
心も反映されたもの。

季節が移り、光が変われば
目にする色が変わり、
気分も変わります。

春分をすぎ、
新しい一年の始まり。
見つめるものも変わっていきそうです。