中秋の名月

昨夜は、屋上に上ってお月見をした。あまりの明るさに星がかすむほど。昔の人は、月を直接見ないで、水に映ったのを眺めた、というのも分かる。お餅をついてるウサギを見たくても、まぶしすぎるんだもの。

月光、明るいけれど、どこか冷たさのある光。太陽光みたいな主張がなくて、ただ静かに降り注ぐ。魅了される。

お団子をほおばりながら、思いにふける。月と太陽。陰と陽。青と黄色。女と男。静と動・・・何事もバランス。月に照らされていたいのも私、陽の光の元で動くのも私。