ウェス・アンダーソン映画『アステロイド・シティ』このヴィジュアルが好きすぎる

ウェス・アンダーソン監督作品はターコイズがきいてる。好きな色だからつい見ちゃいます。

今作の舞台は1950年代アメリカ、架空の砂漠の街ということで、強い太陽で色褪せたような、乾ききってるような色合いがまたいい。

いつもながらレトロカーやファッション、インテリアもかわいいし、宇宙に夢を見た時代、レトロフューチャー感がそこここに。

アステロイド＝小惑星？と思ったら、隕石が落ちてきて有名になった街という設定でした。そんな場所で太陽系の授業をする先生の、黒板に手書きで書かれた絵もいい

当時は未来的だったかもしれない自動販売機の造形などもおしゃれ

ストーリー重視の人には、あまりウケなさそうな映画だけど、逆にいえば、話の展開に気を取られずに雰囲気に没入できるかも。とくにこういう色彩感覚が好きな方には目がよろこぶ映画かな。

私のレビューはFilmarksで↓

名古屋のミリオン座では、待合での展示も凝ってました。ウェス監督の過去作品の紹介も。個人的には『グランド・ブダペスト・ホテル』がいちばん好きかな。あの映画はピンクが印象的だった。

隕石レプリカまでありましたわよ。