ヤマザキマザック美術館―秋の所蔵品展

今日は休みにして、絵をみてきました。

ヤマザキマザック美術館の、秋の所蔵品展。

ロココからロマン主義、新古典主義、写実主義、印象派、フォービズム、エコール・ド・パリ…こちらの美術館ではフランス絵画のコレクションが充実していて、時代を追って見られます。

館内も素敵なんですよね。

最初に入るのは赤の部屋。

落ち着いたレッドの壁に貴族が好んだ雅宴画が飾られて、どこかの邸宅にお邪魔してるみたい。優雅な気分になれます。

このレッドは、行動に火を付ける赤ではなくて、表彰式のレッドカーペットのような権威の象徴ですかね。

続いては黄色の部屋。

印象派など、明るい色合いの絵も多いコーナー。

モーリス・ドニ「聖母月」

こちらの聖母もブルー系で彩られてますね。母性の象徴ブルー。

そしてブルーの部屋へ。

エコール・ド・パリの画家さんの絵が並ぶ、こちらの壁紙は水玉でかわいい感じです。

貴族の時代から革命を経て近代へ、絵の主題ももちろんですが、人々の服装や表情もずいぶん変わりましたね。

歴史をたどりながら見られて面白い展示でした。

そして、額にガラスがはめられてないので光らない!直で見られるのがいいですね。

下の階にはアール・ヌーヴォーのガラス器や家具も。エミール・ガレがたくさんあります。お好きな方にはおすすめ〜

私はこのバカラのシャンデリアが気に入りました。

秋の所蔵品展、10月24日(日)まで

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