トリコロールのテキストが刷新、いくつか内容の変更があったようです。私のところでもトリコロールの講座をやっておりますが、これからお勉強される方には新テキストでお伝えしていくことになります。
そこで橋本俊哉先生による解説会に参加させていただきました。
変更点は
- ボトルの選び方
- 選んだボトルをおいていく位置の意味
- ヒーリングカラーの出し方
にあります。当校でトリコロールを終了された方で詳細を知りたい方はお知らせくださいませ。
4時間のZoom講座で内容もりだくさんだったのですが、カラーセラピーの総論は何度聞いてもおもしろいです。
橋本先生の頭にはどれだけのことが入っているのか…毎回違う表現で教えてくださるから、いつも発見があります。
カラーの背景知識あれこれは、個別のセッションと一見関係ないように思われますけど、カラーセラピストとして、何のために、どうセッションしていくかの根底に関わることだと思うんですよ。
今回の新発見の一つ、これ
カラーセラピーは神智学、ニューエイジの「人は進化する、成長できる」という考えから生まれました。カラーセラピーは”自己認識と自己成長のためのもの”と学んでいます。
「でも今のアメリカ式の自己啓発は厳しすぎるのでは?」と聞いて、はっとしたんです。ビジネスで成功し、お金持ちになる、名をあげるために頑張る、そうしたい人がそうするのはいいけど、成長の努力をしないのはダメ人間なの?これはシビアすぎるのでは?
カラーセラピーは自己成長も目指すけど、もともと自然療法なんですよね。自然の法則に沿っていくもの。とすると無理な自己成長、自己啓発に使うのは違います。
たとえば、年をとってもキレイでいようと頑張りたい人は頑張ればいいんですけど、年相応の自然体もいいよねって立場。劣化しないようUVカット製品で全身を覆うんじゃなくて、適度に日を浴びて自然と一体化しようというのがカラーセラピーですもんね。
「成長しなくてもかまわない」と言えるのがカラーセラピストだと聞いて、膝を打ちました。
もちろん、今がしあわせじゃないなら、何にひっかかってるか気づいて変容、成長したほうがいいでしょう。でも成長神話にがんじがらめになってる人には、むしろそこから開放される言葉が必要ですよね。
自分スタイルで好きに生きてるならそれでいいし、人生100年時代にいつも成長し続けなくてもいい、当たり前なんだけども、あらためて胸に刻んだ感じです。
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