バレンタインの日に

ピンクにはユニバーサル・ラブというキーワードがあります。すべてのもの、全世界に対する愛。

普通のレベルの愛は、多くの人が自然に注いでますよね。

家族や友だち、大切な人が苦しんでいたら自分もつらい、うれしいことなら一緒に喜びたい。相手のことを自分事のように思うじゃないですか。

でも、知り合い程度の人がすごく困っていたとしても、そこまで苦しくはならない。

さらに遠くの災害や紛争のニュースを見るときはどうでしょう。行ったこともない、知り合いもいないところなら、気の毒だけど、どこか他人事かもしれない。

心の距離が違うんですね。

自分事の対象が、知人や地域を超えて広がるとき、人類だけじゃなく生きとし生けるものすべてに思いをはせられるようになるとき、ユニバーサル・ラブなんでしょう。

いつもそうしていたらきっと心がパンクしてしまうけど、 時々は、遠くの存在にも思いを寄せられたら。

「愛」というと構えてしまうけど、少しだけ他の人への想像力を働かせられたら世界はもう少し温かくなるのかも。

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