10~20代の頃、クリムト~エゴン・シーレのあたり、かなーり好きだったんですよ。
あの年頃だったからか、あの頃の時代感なのかと思ってましたが、
時を経た今も、やっぱり好みでした。
空白の多いポスター、幾何学模様、不思議な形を取った人体・・・
こういうテイスト、惹かれます。
「世紀末美術」、その響きもそそられる~~。
今回の展覧会では、「哲学」という大作に魅入りました。
本物は焼失してしまったというのが残念でなりません(TωT)
県美のコレクション「黄金の騎士」は、元絵のデューラー『騎士と死と悪魔』と、並べて展示してありました。
ライダー版タロットの№13をイメージする図柄ですね。
絵の騎士は「キリストの騎士」。
「死」や「悪魔」を前にしても恐れることなく、この世界を救済するために、修行の道を黙々と歩み続ける、のだとか。
そういう思いで描かれたと知ってから観ると、ゴールデンライダーの輝き、格別です。