読書の?勉学の?秋

さらなる成長を目指す時、二つの方向性がありますね。

横に「広げる」、縦に「深める」。

「カラー」を軸に広げるならば、 パーソナルカラー、カラーコーディネートや、デザイン関係、ファッション系とか、いっぱいありますし、「セラピー」を軸に広げるなら、カラーセラピーで種 類を増やすばかりじゃなくて、アロマ、ストーン、音楽、ヒプノ・・・これまた広い広い世界が広がってます。

「色の何でも屋さん」を目指すのか、海外のヒーラーのように、さまざまな手法を身につけて、「癒しのスペシャリスト」を目指すのか。両方っていう人もあるだろうけれど、「外面」が気になるのはオレンジ、「内面」に向かうのはブルー、大まかな好みって、ありますよね。

そうそう、色に例えるなら、「新しいものに向かう」「外に広げていく」っていうのは、イエロー系の動き。もうひとつのほう、「掘り下げていく」「深めていく」動きは、ブルー系。イエローの拡散は華やかで楽しくて、それに比べれば、内に「深める」のは地道な感じになりますが、こっちも大事だと思うんですよ。

カ ラーセラピーの歴史、成り立ちは、例えば錬金術ひとつにしたって、奥深い世界。心理学も、フロイト・ユング以降、現代的な面白い流派がいろいろあります し、色のシンボルに取り入れられてる、神話や世界史なんかにも詳しいほうがいいですものね。何か一つ、気になるキーワードからでも深く掘り下げていくと、 点と点がつながったり、おもしろいものです。

経験を積むっていうのも、「深める」動きですね。単なる知識で終わらずに、応用力あるゴールドの 知恵にするために。経験値を上げるには、セッションの回数を重ねることはもちろんだけど、そんなに実践ができない人でも、できることはあります。昔の人た ちみたいに、自然の色の移り変わりから意味を感じ取ったり、人工物だって、何故その色なのかって考えてみたり、日々、自分自身の気持ちを色で表してみるク セを持つだけでも、色の経験ってできるんですから。

この秋は、新システムも始めますが、広げるばっかりじゃなく、ひとつひとつ、きちんと深めて、消化してって思います。