命が私してる

24時間テレビを、まともに観たのは生まれて初めてかも。

いろんなストーリーがあるわけだ。生きているだけですごいんだ。小さな子どもが亡くなるのは、どうしようもなく胸が痛む。ほんの数年しか生きられない子どもたち。

自分が子どもの頃、「大人になれない」なんて考えてもなかった(大人になった姿も想像してなかったけれども)。ただ当たり前のように明日が来ると思ってた。ここまで生きてこられたことも、本当は奇跡だね。

明日が来ないかもしれない、病魔に襲われてる子どもたちは、賢者のようなメッセージすら発している。人は、生きる長さは違っても、同じだけの精神的成長をするのではないかと思う。人間界での修行はもう十分だよと、お迎えが来るのでしょうか。

ここ最近、「命が私してる」って言葉を思い出しています。何かの巡り会わせで、この時代のここに私として生まれてきた命なんだと。「私に命がある」と思うと、自分のことだから、好き勝手にどうにでもしていいような気にもなるけれども、「命が私してる」なら?