季節のサイクル 自然の変化

長い長い夏がいったと思えば、すっかり寒くなりました。

みずみずしい葉はもうない。落ちてかさかさと地面をすっていく乾いた音が耳につく。暑さが残る秋だって日没は日一日と早くなる。地上がどうでも太陽は同じ動きをしてますのやね。

光が変わって、空の青はうすくなり、雲もうっすら透けるよう。夏の空の青と白のコントラストとは全然違う、はかなげな風景が諸行無常を思い出させます。

私は毎年、金木犀が香る頃から冬季鬱が始まります。

これのいちばんの治療法は「太陽光を浴びること!」

明るい時間に外を歩くようにしています。適度な運動も効果があるというし、気が防ぐと閉じこもりがちにもなるから、当てもなく意味もなくぶらぶらしてますよ。

なんとなしに寂しい気持ちは消えないけれど。

「なんで寂しいの?紅葉も綺麗だし、街の中はクリスマスムードで華やかだし、楽しい季節じゃない?」

そう言われることもあります。理由なく憂鬱になるなんて、そうならない人には理解できないですよね。

でも秋にしんみりするのは古今東西、人類にあるんじゃないでしょうか。

トリコロールのカラーセラピーに使われている五行思想

トリコロールは西洋的にアレンジされてはいるけれど、秋の位置には「変化」をみます。

自然観察から生まれた色彩療法ですから、光の色、木々の色、空の色、儚げに変わっていく季節に「変化」をあてるのはさもありなん。

諸行無常、地上の生あるものは同じままではいられない。人間だって「青春」の春からピークの夏を過ぎ、人生の秋がやってくる、歳を重ねるほどにしみじみわかります。

感情を見ると、春の「怒り」は若さゆえの正義感とか反抗心とかって思うこともできそう。それを原動力に燃えていった先が夏の「よろこび」で、一山超えて「楽しむ」余裕ができるのが土用、そんな楽しみも永遠には続かないと悟った時に秋の「悲しみ」がきて、冬は終わっていく「おそれ」に沈む。。。

といっても、季節は巡る。もう一度、春に芽吹くために、冬の間は地中で力をためる。内向きになって次の種を育てる。

冬で終わりにしないで、サイクルを回すんだと思えばね。毎年、憂鬱になって内省する時があるのも必要かもしれない。外ばかり向いてても自分なりの人生を考えられないから。

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