大正ロマン★ステンドグラス

GW,あまりのいいお天気にふらっと散歩にでかけました。近いからいつでも行けると思って後回しにしてた場所、文化のみち。

まずは橦木館。

文化のみち橦木館~輸出陶磁器商の館
文化のみち橦木館は輸出陶磁器商、井元為三郎によって建てられました。その館は、都会のけん騒を忘れさせるよう静かに佇み、大正末から連なる記憶を今へ伝えています。

玄関からかわいい星が迎えてくれます。

上部の窓の模様は螺鈿かなぁ?

中に入ると和室、お庭に日差しが降り注いでました。縁側に座って緑を眺め、木々にやってくる小鳥の声を聞いたり、時間を忘れるような静かなひととき。ずっといたいような。

こちらは蔵がある裏庭。

2階に上がると一転して洋室、ステンドグラスがラブリーです。

すぐ近くの二葉館(名古屋市旧川上貞奴邸)には和風のステンドグラスが。

文化のみち二葉館 名古屋市旧川上貞奴邸
「文化のみち二葉館」は、「日本の女優第1号」と言われる川上貞奴が大正時代に住んでいた和洋折衷の建物を、名古屋市が移築復元 したもので、2005年2月8日にオープンしました。「文化のみち」を紹介し案内するとともに、川上貞奴関連の資料や郷土ゆか...

透過する光、色、外の新緑も相まって心地いい空間です。

ついでに旧豊田佐助邸にも寄ってみました。

旧豊田佐助邸 | 【公式】名古屋市観光情報「名古屋コンシェルジュ」
豊田佐助は、発明王・豊田佐吉の弟で佐吉を支えた実業家です。当時、長塀町に佐吉邸、白壁町に豊田喜一郎邸と豊田利三郎邸もありましたが、現存するのはこの佐助邸のみで、利三郎邸は門と塀だけが残っています。佐助邸は、大正12年(4年の説も)に建てられ...

こちらも和洋折衷、玄関はかわいいタイル敷きの洋風なのだけど

中には和室、陰翳礼讃のお手本みたい。

昔のお金持ちの暮らしを垣間見ながら、この場に含まれる過去を想像してると、ちょっとしたタイムスリップ気分です。

ステンドグラスも日本で作られたもののようで、教会で見るのとは違う和テイストがおもしろかったです。

西洋ではステンドグラスは宗教的ですもんね。暗い聖堂の中に色光が降りそそぐのは神々しいでしょう。聖書が読めない人にも感じられる神の光、キリスト教は光と色の効果を使うのが上手です。

日本で言うならお寺の金の装飾がそれに近いものでしょうか。

法事で行ったお寺さんで、お経を聞きながらきらきらのこれを眺めていたら、やっぱり宗教的な気持ちになりました。

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