実の色とマゼンタ

カラーセラピーの始まりは自然の色。昔の人は色の変化に敏感でした。

光の色、空の色、葉っぱの色、海の色

食べ物としても、果実の色から「おいしそう」「まだ食べられないな」など見分けてます。

実の色について興味深い記事をみかけました。

背の低い植物につく実は割と地味な色

高い木になる実のほうがはっきり目にとまる色になるようです。

植物が色づくのは、食べられて種を遠くに運んでもらうためだといいますね。植物は自分の足では動けないから。違う場所でまた木になるために食べられる。

これはマゼンタのサイクルですね。誘惑する(おいしそうに色づく)→犠牲になる(食べられる)→再生する(運ばれた先でまた芽生える)

地上に近い実は歩いてる動物に匂いでもアピールできるけど、木の上にある実は鮮やかに色づかないと見つけてもらえないかも。

実の大きさもポイントで、大きい果実がおいしそうに色づいてたら果肉だけ食べられて種はその場に残されてしまう。それでは運んでもらえません。わりと大型の動物に丸呑みされるならいいですけどね。鳥に食べられ、より遠くに運ばれたい植物なら実は小さい方がいい。

これを人間で考えたら、どうなりたいかによって、今どうするかは違ってきますね。とにかく大きな実をつけたいならそう目指す、広い世界に出たいなら遠くに運んでもらえるような実を目指す。植物に学ぶ成功戦略?!

マゼンタは「豊かさ」の象徴だけど、どんな豊かさを求めるかは人それぞれで、誰かのサクセスストーリーをなぞるより、私のマゼンタ(先行投資)をどこに向けるのかでしょうねぇ。

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