この↑聖母子像に惹かれて、行ってきました。名古屋市博物館。
展示物は工芸品が多く、食器や飾り皿、ドレスやバッグ、扇に箪笥など、ルネサンス期の貴族の暮らしぶりがイメージできますわよ。
フランスの貴族とは、また違う、ヴェネツイアならではの風習が垣間見えます。
カラー人としては
身分によって決まっていた服の色や、キリスト教・ギリシャ神話をテーマにした絵画の色遣い、なんかに目が行きましたねぇ。
タロットファンとしては
ヴェネツイアのシンボル=聖マルコのライオン
から、運命の輪のカード↓を連想したり。
あと、貴族たちがプレイングカードで遊んでいる絵があって、彼らが手にしてるカードに見覚えのあるスートが描かれている!のも、おもしろかったです。
黄道12宮の星座が配置された「天球儀」もビューティフルでした。
あぁ、こうして占いなど学んだ今なら、絵の奥行きをもっと楽しめるのではないかと思うと、もう一度、ヨーロッパ美術館巡りをしたくてたまんないですねぇ。