介護の現場にて

昨日はグループホームにおうかがいしてました。

入所・通所者の方々をはじめ、ご家族の方、職員さん、
25人ほどの皆さんと、午後のひと時をご一緒させていただきました。

正直、扉を開けて入った時は、
「あなた誰?」「何しに来たの?」な視線も感じてたのですが、

手を動かしたり、おしゃべりをしてもらう中で、
少しずつ雰囲気がほぐれてきて、ほっといたしました。

色塗りの用紙に、ご自身でどんどん絵を描きくわえられ、
イマジネーションを膨らませていく方々もいらっしゃいました。
白紙がカラフルになるにつれ、皆さんも良い表情に。

その一方で、塗ったり、連想したりを、遊びと思えず、
「何か調べられる感じがする」
「認知症のテスト?」
と感じる方は、参加するのに抵抗があるようです。。。

私としては、、、
「あなたこんな人」って調べるような意図はなく、
ただ、日々の暮らしに、色を役立ててもらえればいいなと思うだけなのですが。

例えばこんなひどい雨の日、
空もどんより、気分も滅入りがち、閉じこもりがちなときに、
紙の上だけでも、色があふれたら、ちょっと楽しくなれるかな、とか。

カラーに興味がない方々にも、
その時間を、楽しんでもらうにはどうしたらいいのかなぁ、
まだまだ試行錯誤です。。。