愚者

先日、東京で高校の同窓会があり、
その様子を、某SNSにアップされた写真とレポートで見せてもらいました。

卒業以来、音信不通だったのに、
こんなふうに近況を知ることができるとは、便利な世の中になったものですねぇ。

写真では、正直、誰が誰なのか分からず、時の流れを感じざるを得ませんが、
時を重ねた分、みんな、エラくなってるようでございます。

会社勤めの経験がほとんどない私は、ステイタスに疎くて、
どういう企業や、大学、役職がエライのか、よくわかんないのですが、

首都圏でお勤めして、競争を勝ち抜いて生き延びているなんて、
想像するだけでも、すごいことだと思っちゃう。

出席していたら、珍しい話を聴けたかもしれないな、と
のんきに思えるのは、そういう生活とは無縁だからかな。

と、ここで思い出すのは

伊泉先生の教え
「占い師は愚者であれ」

LeFou

どこにも属さない、社会のヒエラルキーに入らない、
アウトサイダーでいるのがいい、と。

お!それなら私にも向いてる?
そんなことだけ当てはまってもしょうがないけど

形の上で 社会制度から はみ出てるだけじゃなく、
心底、無所属になるのは、実際は すごく難しいこと。
でも、理想はもっておく。

「私はlight(明かり)であり、light(軽やか)に旅をする」

「決まった目的を持ってない者は、道に迷うことだってないのさ」