映画「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ」

今年初の映画鑑賞は、大好きなジャームッシュ監督の新作。

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ

「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ」

予備知識なしで見に行ったのですが、現代の吸血鬼が主人公なのでした。

キャスティングが良い!ティルダ・スウィントンってほんとに人間離れした感じで。マイティソーのロキをしていたトム・ヒドルストンも、まるで違うイメージで、美しいヴァンパイアです。

映像も好みでした。モロッコ:タンジールの迷路のような細い路地、破たんした街:デトロイトの廃墟を縫って走る、夜のドライブ。

カラーセラピストとしては、「もっと陽に当たらないと、ビタミンD不足は深刻な状態を招くぞ」と忠告されるシーンに、「お!と思ったり。

退廃と律義さ、永遠と限界、獣性と神性、古いものと新しいもの、相反する色々が交錯して。