絵を見るのが好きで、ふと思い立って受験しました。
美術検定
美術検定|知るほど、みえてくる。
『知るほど、みえてくる。』作品を知り、作家やその時代・社会を知れば、作品からもっとたくさんのことがみえてきます。美術検定は、あなたの「みる力」のステップアップを応援します。
好きといっても西洋美術しか見てこなかったので、日本美術は知識ゼロ。最初は問題集を開いて途方にくれました。仏像、水墨画、屏風…何もわからなくて。
久しぶりに暗記に励みましたよ。勉強は暗記じゃないって言いますけど、初めて触れるものはまず言葉から覚え込むしかないですもんね。
公式テキストは
東西の美術史をコンパクトにまとめてるから仕方ないんでしょうが、淡々と人名が羅列されてるだけで、読んでも記憶に残りませんでした。そこで導入した本こちら↓。
上のテキストよりは紹介文が充実してるし、カラー写真もたくさんあってビジュアルで覚えやすい。
西洋のほうも古代ギリシャや現代美術はこれまで関心外で、知らないこといっぱい。これらの本が助けとなりました。
五郎さんの本はユーモアある紹介だから覚えようと頑張らずとも入ってきます。
木村泰司さんは、西洋絵画は感性で見るだけじゃなく教養で読むものとおっしゃってる人で、時代背景や西洋絵画のお約束などの解説が役立ちました。
こういうのを読みながら、自分なりに時代の流れ、ジャンル分け、人物相関図などノートをまとめ、実際の展覧会にもできるだけ足を運んで、ようやく少々頭に入ってきたんですよね。
先日のメトロポリタン美術館展は、15世紀から500年の西洋絵画史的展示でしたから、勉強したことが思い出されましたし、知識を得たから見方も変わってて感無量でした。
資格試験じゃなし、合格したら何があるでもないんですけどね、ただ好きなことを学ぶのはおもしろいものですね。
検定結果をみたら95点とれてたみたい。やったー!
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