京都はですね、ここも目的でした。
オスマン帝国、スルタンの宮廷生活を垣間見られる、きらびやかな品々がいっぱい。
装飾品の豪華さは圧巻です。ダイヤ、サファイヤ、エメラルド、ルビー、あらゆる色の宝石がふんだんに使われているんですよ。
で、その大きさたるや、硬貨サイズ、ピンポン玉サイズも。もはや本物とは思えないくらい。
「カラーには特別な力がある」と考えていた昔の人は、色が凝縮されたような宝石には特に強いパワーを感じたでしょう。こんなのを身に着けたスルタンは、まさに光かがやく存在だったんでしょうね。
その他小物の細工の繊細さにも見惚れます。先日のモスクもそうだったけど、模様の細かさ、完全シンメトリーが特徴的。見てると「調和」「バランス」という言葉が浮かびます。
全体に女性好みの色とデザインだなと思いました。チューリップや三日月のモチーフ、ピンクのバラ、ブルーベースのタイル模様…
東西が交差するコンスタンティノープル、さまざまな文化が入り混じる場所だから、こう洗練されていったのかぁ、と歴史に思いを馳せました。
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