ストレートなタイトルです、「色と意味の本」
副題が「明日誰かに話したくなる色のはなし」。ほんと、雑学事典みたいで、世界各国の色にまつわる話が満載でした。
嫉妬を表す色が世界各国で違うとか
虹の色が7色になったわけ(P140)とか
カブトガニの青い血の秘密(P132)などなど
講座でもお話してる、パープルの語源になった貝。この貝で染めた布は、ニンニクやネギのような強烈な匂いがした(何百年経っても)というのは、びっくり(P141)。紫の優雅さとはかけはなれてない?
小説家や哲学者の格言もあって。個人的に気に入ったフレーズは
赦しとは、踏みにじられたスミレの花が、自分を踏みにじったかかとに放つ香りである―マーク・トウェイン(P149より)
一差しの赤は、バケツ一杯の赤より赤い―アンリ・マティス(P65より)
先日、白壁Hanacoというお店につれていってもらいましたら、ランチが「虹の食事」でした!(ブルーはないけど)。カラフルさはバランスの良さでもあるなぁと。おうちでもこんなふうにできたらいいですね。